輝龍―伝説篇―【気まぐれ更新中】





後ろ向いたままの俊に気配を殺して忍び足で近づいた。





チュッ





あたしは俊のほっぺにchuしてやった。





でも、俊は石のようにフリーズしたまま動かない。





「俊?」



「…はっ!あ…」





あたしが呼びかけると、やっと気付いたようだ。





「俊?まだ怒ってる?」



「怒ってないっ!怒ってないからやめろっ!!(身がもたねぇっ!!)」





俊の本音など知るよしもない結衣だった。








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