輝龍―伝説篇―【気まぐれ更新中】
さん
黒蛇の集会までの残りの時間はあと二時間。
ミーティングを終えたあたしたちは、それぞれ最後の確認をしたり、組み手をしたりして過ごしていた。
みんな特攻服に着替えて、いつもより気合いを入れていた。
そしてあたしは彼らが銃を所持していないかが気がかりだ。
もう、かなりの華燐組の残党が捕まっているが、まだ残っている残党が、黒蛇に逃げ込んでいるとも考えられる。
あたしは使わないことを願いながら、あたし専用の特注の銃を特攻服の裏に隠して持っている。
そして、龍騎が黒蛇に出てこないことを願う…