輝龍―伝説篇―【気まぐれ更新中】
―――――俊side―
「警察が妥当でしょう。これは犯罪ですから。」
「だよね…―」
「おい、姫ってどこだ?」
「総長の後ろ~」
俺の質問にめんどくそうに悠杜が答えた。めんどくせぇなら答えんな!
「うっわ。メイクボロボロになってバケモンみてぇ…」
うげぇ…と言ってる俺のことを全員無視だ。仕方なく真剣に話すみんなの会話に耳を傾けた。
「警察っつったら恭さんか?」
「あ、警視総監の?」
聞いてれば、みんな頭イカれたんじゃねぇの?いきなり警視総監に話を通そうとしている。
いくらなんでも、それは無理じゃ…
ピルルルル…
「あ、もしもし。」
俺の心配をよそに思いっきり普通に電話を掛けた悠杜。尊敬するぜ…