輝龍―伝説篇―【気まぐれ更新中】
―――結衣side ―
「ん…ふわぁ…」
大きくあくびをして起き上がると、目の前には大きな陰。
「ん…なに…?」
寝ぼけたまま、手探りで目の前の人物を探る。
「だれー?」
ボケーっと目の前の人物をぺたぺた触る。
「結衣、寝ぼけてんな。」
「ほぇー、けい?」
「あぁ、俺だ。頼むからベタベタ触んな。」
「へー、なんでぇー?」
「なんでもだ!」
グイッと引っ張られ、あたしは何か暖かい物に包まれた。