輝龍―伝説篇―【気まぐれ更新中】
そう言えば、結衣は男装をしていない。
ここで女だとバレるのは結衣にとっても輝龍にとっても、後々面倒なことになるだろう。
「あぁ、ここだが?」
低い聞き慣れた声。龍煉の総長と同じくらいの威圧感がある。
「龍煉の総長さん、この勝負、受けるからには条件がある。」
「………なんだと?」
結衣は何をしようとしている???
「龍煉さんは分かってんのかしらねぇが……俺等に喧嘩を売るのは立場的にマズイんじゃないか?」
「……!!」
「だから、この抗争を俺等が仕掛けたことにする代わりに……龍煉が負けたら………してくれ」
――――――――――――――――
久しぶりすぎてすみません。また更新再開します。