輝龍―伝説篇―【気まぐれ更新中】
「…………分かった、その条件を呑もう。その上で、この抗争を行う。」
「理解が早くて助かる。あぁ、始めるのはいつでも構わないぜ?」
白い歯が覗く。そう言えば、結衣はいつの間に着替えたんだ?
「じゃあ、始めさせてもらう。お前ら、行け。」
「ふっ……さぁ、初仕事だ。思う存分暴れてこい!」
「「おっす!!」」
結衣は最前線にいるつもりか?
いや、違うみたいだ。
アイツは何をする気だ?
龍煉の総長に言った言葉、俺には聞こえなかった。
仕方ない。信じてやるしかない。