綺麗になってやる!!

そんなこと言ってると出版社に着いた。


「ここだよ!橋本さんもういると思うから。」


私は千裕さんの後ろをついていく。



「菜々ちゃん、こっち~」


橋本さんが手を振る。



ソファーに千裕さんと並んで座った。


「DREAMの編集長の今野です。あなたが桜井菜々さんですね。」


「はい、初めまして。」


「今月号の雑誌の反響が大きくてね~奈々ちゃんのことを知りたいって。
だから専属モデルをお願いしたいんだ。」


「私で良いんですか?」


「そうだね~始めはそんなに仕事は無いかもしれないけど・・・
でも菜々ちゃんなら大丈夫だろう!」


「俺の専属にして。俺が見つけたモデルだしさ~」



千裕さんが言う。



「じゃ~俺もそうしてもらうかな。」


「おいおい、それじゃ雑誌の専属モデルはできないだろ!」



私には良くわからない話が続いている・・・

私はどうなるんだろう??



< 18 / 31 >

この作品をシェア

pagetop