俺様彼氏とあたし様。
それから部屋に戻るとメイク中の寧音がいた。



「おかえり」

「ただいま」

「あたし朝ご飯の準備手伝う約束してたから行くね?」

「ダメ。行かせない」

「何で!?」



朝だけどいいよな?



もう俺は限界なんスよ。



「日向…。ダメ…」

「ダメじゃねぇ」



着替えたばかりの寧音の服を脱がそうとしたら、手が動かない。



寧音が俺の腕を思い切り握ってる。



ぶっちゃけ痛い…。



「日向は死にたいの?」

「別によくね!?」

「いいわけないでしょ!?あんたの頭の中はヤる事しか考えらんないの!?」

「今んとこ」

「あたしの気持ちも考えろアホ!!」



バシッと頭を殴られた。



いてぇ…。



「きょ、今日の夜ね?」

「マジ!?絶対!?」

「昨日みたいな事がなければ…」



よし!!



これで今日1日頑張って生きて行ける!!




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