俺様彼氏とあたし様。
寧音が泊まった日から1ヶ月、俺は頑張りまくった。



学校に行ったら途中で抜けて仕事に行くか、そのまま初めから仕事に行くか。



1日もまともに学校には行けなかった。



「日向!!写真集ヤバイな!!」

「疾風だ。久しぶり。見てくれたんだ。ありがとな?」

「見たって言うより買ったから!!何だよアレ~…。マジ最高!!男でも欲情しちゃう勢いだ!!」

「キモい事言うなよ…。」



地獄の写真集は評判がよく、売り切れまくって増刷中。



一躍スターになっちゃった俺。



今日は宿敵との対決の日だ。



「おはようございますセナさん。」

「あぁ日向か。売れてんじゃん。確かにあれはいいわ。」

「でしょ?俺が目指す所は蓮さんを抜く事だから。アンタなんか眼中にねぇよ。」

「言ってくれるね…。やっぱり親子って事暴露しようかな。」

「はぁ!?何の事だよ!!」

「天道蓮司。お前の親父だよな?」



何で知ってんだよ…。



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