俺様彼氏とあたし様。
そして連れて来られたブランドショップ。



黒のロングドレスを手に取る寧音は、俺にニッコリ微笑みかけてきた。



「これ着んの?」

「うん!!」

「寧音に似合いそうだな。買ってやるよ」



何気に高いドレスを買った俺は、そのまま寧音を家まで連れて帰った。



今日は結構頑張って買ってやったよ?



だから今から身体でお返ししてもらおうじゃねぇか。



要するに、下心が詰まったドレス。



「日向!?」

「何だよ…」

「するの?」

「するする。カギかけたし。今日は服着れないと思え」



寧音との2回目も最高に幸せだった。



初めて知ったのが、終わるとすぐ寝る寧音。



ぶっちゃけカワイイ…。



寧音に布団をかけて服を着てから部屋を出た。



リビングにいる渉君と亜香里。



沢山の書類を広げて訳のわからない話しをしてた。




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