俺様彼氏とあたし様。
俺ってやっぱり頭がいい。



「寧音、さっきの続きしたくね?」

「何言ってんのヒナ…」

「俺あの寧音の顔すげぇ好き。もう一回見たいんだけど、今日家来る?」

「耳元で喋んなバカヒナ…」



誰にも聞こえない程度に囁いた。



寧音は耳とか首がヤバイらしい。



「昨日の寧音とか本気でやべぇし…。俺って寧音にハマり過ぎ?」

「もうやめてよ…」

「すげぇ好きだよ寧音…」



今までにないくらいの甘い声で囁いた。



抱きしめてる寧音の身体の力が少し弱まった気がした。



「やれば出来んじゃん。上出来」

「マジ!?終わりですか!?」

「あぁ。なかなかいいのが撮れた」

「よしっ!!寧音帰るよ?……寧音?」



ボーッと突っ立ってる寧音は顔が赤い。



カワイイけどいつまでそんな顔してんだよ…。



それからしばらくして動き出した寧音を連れて、寧音の家に帰った。




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