俺様彼氏とあたし様。
こうやって寧音から求めて来てくれるのはかなり嬉しい。



また寝てる寧音は最近増えた仕事にいっぱいいっぱいなんだろう…。



分かってるからこそ優しくしてやりたいんだけど俺も素直じゃねぇからな…。



「ヒナ、ちょっと来い」



蓮司がいつの間にか帰って来てたらしく、ドア越しに呼ばれた俺は適当に服を来てリビングに出た。



「余韻に浸ってたのに呼ぶんじゃねぇよ…」

「うるせぇエロガキ。日向、コイツが今日から居候する」

「は!?」



ソファに座ってコーヒーを飲んでる金髪頭…。



どっかで見た事があるような…。



「親父の弟の子供の子供だ。俺の従兄弟のガキ。お前とタメの柊太」



柊太…。



柊太!?



「久しぶり日向!!」

「お前アメリカにいたんじゃねぇの!?」

「親父が人生経験は大事だとか言って留学させられた~」



居候!?



マジですか!?




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