俺様彼氏とあたし様。
【日向】



久しぶりに触った寧音の体。



最近のハードすぎる先輩達のダンスレッスンのおかげで至る所が痛い。



関節とか意味わかんね。



しかもあの先輩達、何気にスパルタだし…。



当日までに倒れそうだ…。



「やっぱり今日は寝る…」

「日向が中途半端だ…」

「すまないねぇ…。もう疲れがハンパねぇ」



久しぶりに寧音を抱きしめて寝たらかなり安眠できた。



「痛っ!!」

「朝だよひー君!!」



今日は背中に蹴りが入った…。



爽やかな朝に似合わない俺のもどかしい感情…。



それでも笑ってる寧音がカワイイと思ってしまうんだから重症だ…。



リビングに出て、昨日はいなかった柊太に八つ当たりをした。



「昨日どこ行ってた?」

「女ん家」

「死ね柊太!!俺に間違われて噂になったらどうすんだよ!!」

「ウソだって!!友達と遊んでただけだ!!」

「女か?」

「まぁ…」

「やっぱり死ね!!」



スッキリした~!!




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