俺様彼氏とあたし様。
それから学校に行ってまた秘密の教室に入った。



防音だし、デカイ鏡があるし…。



学校には不必要だ。



「よぅ日向」

「おはよう先輩…」

「今日で完成だな」

「うん。俺がんばる。でもやっぱり頭では回れないよ…」

「出来る出来る。出来ない意味がわかんね。やれよ?」

「はぁ…」



プロ意識なのか何なのかわからないが、とにかく厳しい。



ヒロも琉伊も死にそうになりながらダンスと仕事の両立をしてた。



疲れた…。



「おいコラ。休んでんじゃねぇよ。失敗したら教えた俺らの威厳に関わんだぞ?さっさと立て」

「もぅやだぁぁぁぁ!!あんた怖い!!本当に高3!?実は25くらいでしょ!?外で絶対悪い事してるっしょ!?その目!!やめてくれ~!!」



本当に柄の悪い先輩達にビビる子羊達…。



何も言わずに隅っこで睨みきかせてるヒゲの人が1番怖い…。



ここ、学校!!




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