俺様彼氏とあたし様。
寧音の背中を指で触ってみた。



急に触ったせいか、ビクッと反応する寧音が無償に愛おしい。



「背中ヤバイ…。俺って背中好きかも」

「やめてよ…。早く入ろう?」



このままだと本当に襲いかねないので風呂に入った。



寧音の背中とか誰にも見せたくねぇ…。



「もう水着禁止な?」

「仕事だも~ん」

「でもダメ。水着とかって下着とかわんねぇ…。本気ムリ」

「日向って何気に独占欲強いね?」



強いと思う。



出来れば本とかに載んないでほしいし、露出度が高めな服は着てほしくない。



寧音自体誰にも見せたくねぇ。



「寧音、頭洗って?」

「自分でしな」



さっきは大人しくなったと思ったのに…。



まぁこれが寧音だから仕方ないか…。




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