俺様彼氏とあたし様。
だから俺も英語で話しをした。



「二日酔いの原因か」

「まぁね…。アイツ寧音の元カレ。ついでにキスとかしちゃおうとしちゃってんの。どうよ?」

「俺だったら高速道路のド真ん中に捨ててくるな。でも何もなかったんだろ?」

「阻止したからな。これからどうすりゃいいんだよ…」



蓮司は笑いながら『ぶっ潰せ!!』とかのんきな事を言ってた。



でもマジどうしよう…。



モデルとして潰すのなんて簡単だけど、それでも寧音を諦めるわけじゃない。



今日の俺は悩める少年だぜ…。



「日向、噂をすれば寧音」

「はぁ!?何で!?」



振り返ると寧音がいた。



何で来た!?



俺は寧音に駆け寄った。



「日向…元気いる…」

「何でくんだよ!!」

「次ココ…」



マジかよ~…。



昨日の今日で…。



ナイ…。




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