俺様彼氏とあたし様。
お昼ご飯を食べ終わってから日向と部屋に篭った。



ベッドに俯せになってる日向はまだダルそうにしてる。



「今日は飲むなよ?」

「飲まないよ…」

「俺も飲まねぇ…。もう一生飲まねぇ」

「この前も言ってなかった!?」

「かもな~…」



そう言ってベッドの中に引きずりこまれた。



日向に抱きしめられてる。



幸せかも…。



「寧音と結婚してぇな」



ボソッと言った日向の言葉に全身が熱くなった。



日向がこんな事言うのなんて珍しい。



あんまり好きとかも言わないのに…。



「俺が寧音を幸せにすんだ」

「う、うん…」

「だから昼寝するぞ…」



眠かったの!?



だからそんな変な事言ったのか…。



でももの凄く嬉しい。



あたしも日向と結婚したい。



いずれね?




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