俺様彼氏とあたし様。
日向に抱きしめられてたらいつの間にか眠ってしまったらしく、起きたらもう夕方だった。



モゾモゾ動いてる日向の手…。



「何してんの?」

「無人島探しだ」

「バカ日向!!」



日向の大事な所に膝を入れてから起き上がった。



日向は声にならない苦痛に耐えてるみたいだけど、そんなのあたしの知ったこっちゃない。



「不能になったらどうしてくれんだよ!!」

「知らな~い」



それから日向と一緒に大広間に出た。



蓮さん達も帰って来たらしく、既に飲み始めてる。



「あぁぁぁぁ!!もう先輩飲んでるし!!」

「よぉ義弟。仕事終わったのか?」

「終わったから来たんでしょ。それよりも酒!!」



社長も遅れて登場。



またスーツ姿だ。



この人達は飲む事しか考えてないんだろうか…。



「あ、寧音!!この前のポスターとCM、会社でも評判よかったぞ」

「本当!?よかった~!!」

「次もよろしく」



褒められるとやる気でちゃうし~!!




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