俺様彼氏とあたし様。
冬VACATION
【寧音】



日向を抱きしめながら寝てたハズなのに、いつの間にか抱きしめられてた。



まだ寝てる日向は寝顔が少しあどけない感じがする。



日向の小さい頃は凄く可愛かったんだろうな。



生意気っぽいけど。



日向の腕を退かせてから起き上がると目に入って来たのは黒い袋。



あたしの枕元にあった…。



ヒナだ!!



「ヒナ、起きてよ!!ヒ~ナ!!」

「んんっ…。おはよう寧音しゃん…」

「プレゼント~!!」

「うん…。開ければいいじゃん」



日向は少し寝ぼけた様子で起き上がった。



袋を開けるとリボンがついた箱が入ってた。



「これってアレ!?」

「さぁ…。サンタさんしか知らないんじゃない?」



欠伸をしながらそう言う日向の寝癖がめちゃカワイイ!!



それよりこの箱だっ!!



あたしはリボンを解いてから箱を開けた。




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