俺様彼氏とあたし様。
そしてまた寧音の家に来た俺はリビングでお茶を飲んでる。



「こんな日にお邪魔してしまってすいません…」

「いいのよ~!!王子見れただけでもあたしは幸せ~!!」



相変わらずテンション高めのお母さん…。



親父さんは何も言わずにお茶をすすってる…。



「あの、お父さん!!」

「ははははは、はい!?」

「寧音さんと…一緒に暮らしたいと思ってるんです!!」



隣の寧音は俺の発言が意外過ぎたらしくお茶をこぼした。



お母さんも一時停止中。



ダメ?



「どこに…」

「アパート借りるか、俺の家で…」

「お金とか…」

「それは問題ないです。収入はあるんで寧音さんを養うくらいなら全然…。はい…。ダメですよね?」



断られたら…。



かなり気まずい!!



「二人暮らしはねぇ…」



目が泳いでるお父さんがボソッと呟いた。



俺も譲りたくねぇ!!




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