俺様彼氏とあたし様。
日向は何度もお父さんに頭を下げてた。



あの日向が…。



「じゃあ2年生になったらね?」

「うん!!」



まだまだ先になったけど、あたしと日向は同棲の許可をもらった。



部屋に行って喜びを確かめ合うように抱きしめあった。



日向が頑張った!!



「日向超好き!!」

「マジ緊張した…」



部屋でこれからのことを話し合ったりしてたら、お父さん達が出掛けて行った。



残されたあたしと日向はイチャつきまくりだ。



その時聞こえてきた声…。



「ヒロ、ここ玄関…」

「キスくらいいいだろ~。親いねぇし」



お兄ちゃんがご帰宅のようで…。



しかも女連れ!?



「ヒロの女見てぇ!!」



そう言った日向は部屋を出てリビングに行った。



「日向いたのか…」

「うん。ヒロの彼女?初めまして!!」



猫被り日向で喋ってる!!



あたしも立ち上がってリビングに出た。




< 363 / 425 >

この作品をシェア

pagetop