俺様彼氏とあたし様。
【日向】



ヤバイヤバイ…。



3週間もお預けくらってて、誰もいない公園でキスとかしゃうとマジヤバイ…。



このままここで…。



「寧音、口開けて…」

「やっ…」



あぁ、頭の細胞が寧音の体を触れと命令する。


でもコートとか邪魔だ。



このままだとマジやべぇ!!



「ヒナっ…」

「もうムリ。家帰るぞ」



俺は悶々する頭をどうにか沈めて立ち上がった。



とろけそうな顔で俺を見上げる寧音…。



さすがにここでは出来ねぇ!!



握った寧音の手を更に強く握って家まで急いだ。



蓮司がリビングのソファでパソコンに向かってる。



「蓮さんお邪魔です!!」

「おー」



蓮司は仕事中らしく俺らには興味なさ気だ。



だから俺は安心して寧音を部屋に入れた。



すげぇ長くなった寧音の髪が俺の欲望を急速に掻き立てる。



もうムリだ…。




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