俺様彼氏とあたし様。
【寧音】



誰もいない図書室でされた日向からの優しいキス。



気を使ってくれてる感じがして凄く嬉しい。



でも徐々に深いキスに変わって行く。



「ちょ…。待ってよ…」

「待てねぇ。誰もいねぇし」



こんな所でヤダよ…。



スカートの裾から手がスルッと入ってきた。



こんな場所で、しかも仲直りしたばかりだから日向は止まらない。



どうしよう…。



「ヒナ!?ゴムないじゃん?」

「あるある。制服の内ポケ」



何で持ってんの!?



しかも制服に入ってるって…。



そんな事を考えてたら後ろの本棚に背中が当たった。



解かれたネクタイと、全開に開いた制服達。



日向はキスをやめない。



何かこのまましちゃってもいいかも…。



そう思って日向の首に腕を回した。




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