俺様彼氏とあたし様。
恥ずかし過ぎて日向の顔がまともに見れない。



ドキドキも急速に増して行く。



「何隠れてんだよ」

「早く隣に戻れ!!」

「出てこねぇならこのまま襲うよ?」

「は!?」



ガバッと布団をはぐと、意地悪顔の日向がいた。



「顔赤っ!!」

「あ、赤くないし!!」



日向はあたしのベッドに腰を下ろしてカーテンを見つめてた。



本当に早くどっかに行ってほしい…。



「昨日途中で帰ったんだって?」

「うん…」

「俺のせい?」



そりゃあ日向のせいでしょ!!



日向が学校でキスなんかするから…。



しかもズットドキドキが止まんなかったんだよ?



本当にどうしてくれんの!?



でもそんなこと言えない…。



「で?寧音チャンの好きなヤツって誰?」

「なっ!?何で日向に言わなきゃなんないの!?」

「知りたいから」



何であたしが押され気味!?





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