俺様彼氏とあたし様。
日向は何を話す気!?



もう別れ話し!?



「俺とお前の関係を秘密にするかどうか」

「へっ!?そんな事!?」

「何だと思ったんだよ…」



さりげなく隣に座る日向は持ってたペットボトルのお茶を飲んだ。



日本茶飲んでも様になる…。



憎たらしい!!



「どうするよ」

「あたしは別に…。事務所から何も言われてないし…」

「そう?なら普通に付き合うか」



噂になったって別にいいや。



だって相手は日向だし。



「そう言えば寧音ってヒロの妹なんだろ?」

「うん。何でお兄ちゃんと知り合いなの?」



日向はお兄ちゃんと仲良くなった経緯を話してくれた。



あの性悪が日向を勧誘したのか…。



日向がタレントになるって言ったら潰すつもりだったんだと思うけどね。



だってお兄ちゃんあたしと違って性格悪すぎるもん。




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