花火~散る記憶~



「真莉香ぁ、あっくん無理ってー」






真莉香は、なんだか嬉しそうだった。

多分…私の話なんて聞いていずに“お泊まり”と言うことで、色々妄想しているのだろう。




…まぁ楽しく作業出来たらいいか!







――――――…






「じゃあ、今から 皆のお化けの役割を言います!」




これもくじ引きで決めて、私と安堂くんが集計した。






…あれ?
集計した紙、家に忘れた!!!



ヤバイ

皆困るし…どうしよう!





「○○は、貞子役。○○は、座敷わらし役。○○は、フランケンで…」






安堂くん…全部 私が忘れないように、メモってあったんだ


また安堂くんに救われちゃった




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