花火~散る記憶~
「文化祭、楽しみだね!…ねぇ、4人で一緒に回らない?」
その方が、何倍も楽しい!
安堂くんは、綺麗に笑った。
その顔は、見惚れるぐらい綺麗だった。
――――――…
「あ、もう半分以上の人来てるじゃん!」
皆、もう作業を始めていた。
中には、寝る用に 枕を持ってきている人もいた。
「あ、繭!こっちこっち~
早く始めようよ!」
私と安堂くんは、別々に別れ 作業を始めた。
「あ、真莉香 文化祭 、午前の部でしょ?午後から4人で回らない?」
「お!いいね!」
2人で盛り上がっていた。
あそこに行く…とか