花火~散る記憶~
冬~クリスマス事件~
「寒っ!寒いよ!?…なのに遊園地ってどーなのよ…」
真梨香は遊ぶのが大好き。
だから寒いけど、遊園地を選んだんだと思う。
「あ!安堂くーん、篤人ー!」
振り替えると安堂くんとあっくん。
安堂くんの方が先に目に入った。
…カッコいい。
私服見るのは2度目だ
前はドタバタだったからあまり見れなかったけど、やっぱオシャレだと思った。
「あっくん!」
安堂くんにデレデレしてないで、あっくんに集中!
「繭…私安堂くんに今日コクるね!…協力してねっ!」
「分かってるよー!頑張ってね!」
…真梨香は可愛いし、性格も女の子らしいからOKするのかな。
安堂くんはもう私はどうでもいいのかな…
「繭?憂うつだけど具合悪い?」
「ううんっ ほら!早く行こ行こ!」
最初は真梨香のディクエストで ジェットコースターに乗った。
私とあっくんは、手を繋いだけど 安堂くんと真梨香は手を繋がなかった。
…でも付き合ったら 繋ぐんだろうなーってちょっと考えてはヤキモチ焼いたりしたりして、自分何やってるんだって思ったり…
私どうしようもない子なんだな。