ZAKURAN



そしてハタと、自分の着ていた服が変わっていることにも気づく。






私が着ていたのは、仕事用の黒い服だ。


なのに…



今着ているのは、それとは全く真逆の純白のワンピース。





袖はなく、肩のちょい下あたりから自分の腕が露わになっている。







寝ていた間に着替えさせられたのだろうか。



でも誰に…





もしかして九条先輩!?






瞬間、顔に熱が走る。







ま、まさか!!



私は慌てて自分の考えを打ち消した。









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