ZAKURAN



あ…




ふと、変わっていたのが自分の服装だけではないことに気づく。








見ると、自分の足にキレイな包帯が巻かれていた。




私があの夜、九条先輩に撃たれたとこだ…




どうして私なんかに手当てがされているのだろう…



いや、そもそも…なんで私は今こうして生きてるの?




ここはどこ?







全くわけがわからない。





なすすべもなく、呆然と天井を見つめていると…





-ガチャ




「…っ!!」






突然部屋のドアが開いた。











< 146 / 326 >

この作品をシェア

pagetop