ZAKURAN



それだけで、今までしてきたことが償えるとは思っていないけど…。











そんな私を、九条先輩がじっと見つめる。






そして…









「お前って、意外とバカなのな。」




「なっ…」







一言、そう言った。














バ、バカ…?







私は顔を上げる。















< 242 / 326 >

この作品をシェア

pagetop