ZAKURAN



そんな私に、九条先輩は続けた。









「それじゃあ何も変わんねえし、今までのお前とも変わんねえだろ。」





「…」












先輩の私を見る目があまりにも真剣過ぎて…




視線が外せない。

















変わらない






確かにそうかもしれない









だけど、それ以外…






私が償っていける方法なんて…











< 243 / 326 >

この作品をシェア

pagetop