ZAKURAN



え…








急に低くなった、九条先輩の声…。






もうそこに、先ほどまで垣間見た笑みはない。












「確かにお前は結果的に何千人もの命を救った。



闇少女が殺してきたほとんどが、裏の社会で生きてた極悪人だったからな。









けど…人を殺すことに正義なんてない。」











「…っ」
















最後の一言が…






強く、胸に突き刺さる。




















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