ZAKURAN



先輩たちと自分の距離はかなりある。





あそこから睨んだ瞬間こっちに気づくなんて…



偶然にしても怖すぎるし。








うん



気のせい、気のせい。











私たちが食堂に到着してから、数分遅れでやってきた九条先輩。




てっきり私たちを見つけ出し、真っ先にこちらに来るかと思いきや…







「なに食ってんの?」





は…?







先輩はなぜか、私たちの方ではなく別の女の子のグループへ。






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