あんたの隣はあたしだから



あたしたちは近くのファミレスで
ご飯を食べたりお祝いをした。


「これからも頑張ってくれるかな?」

サッカー部の先輩が言った。

みんなは、お決まりの

「いいともー!」

と返事をして乾杯した。



まぁ、突っ込みたかったけどやめておいた。



真由さんとあたししか女子がいない。


お母さんは帰った。



「女子少ないねー」



「あ!そうですね」



真由さんがあんまりにも可愛いから
緊張している。



てか、なんでこんな可愛い人知らなかったんだろう!



「ふふっ。柚希ちゃん可愛いね」



「えー!どこがですか?!

真由さんが可愛いすぎなんです!

あたしなんて可愛くもないですよー」




真由さんは、笑って

「可愛いよ」

と優しく微笑んだ。



あたしがそれに答えようとしたら


「玉木見る目ねぇなー!

柚希なんで家で腹出して寝てるんだぜ?
女じゃねーな」



あたしは、真っ赤になり日向を

叩いた。


「なんであんたは、そういうことを
言っちゃうのー/////」


ばっかやろーと言い日向を叩きまくった。


日向は、爆笑している。


もぅ。。こいつ……………。



すると視線を感じた。


振り返ると、真由さんが見つめていた。



あたしたちを───……………。



「仲……いいんだね」



「ちゃいます。ケンカっす!」


「そーですよー!真由さん!」


あたしたちがそう言うと、


「そっかぁ──………………」


と、複雑な顔していった。


あたしも日向も複雑な顔になった。









< 21 / 112 >

この作品をシェア

pagetop