あんたの隣はあたしだから





な…な…なんですとーーー!!!?




帰ろう!


なんていってあたしの足は、動かない。



だって、こういう場面みたいのは、



確かに!最低だけど




人間は、誰だってみたいっしょ!




あたしは、かげに隠れて


好きです!が聞こえた方を見た。





すると、あたしは足がすくんだ。






告白されてたの




日向だった───…………………。








え───………………。




日向じゃん。




あたしは、目を離さない。




離せれなかったんだ。




「日向くんのことずっと好きでした!」



相手の女の子は、佳奈くらいの身長で

小柄な子だ。



顔は、ねこみたいな顔だ。



でも、真由さんほど可愛くはない。





てか、



日向……なんて答えんの?



ドクンドクンドクン。



「………………ごめん」




日向から出た言葉。




自分でもびっくりするくらいほっとした。








< 63 / 112 >

この作品をシェア

pagetop