あんたの隣はあたしだから
な…な…なんですとーーー!!!?
帰ろう!
なんていってあたしの足は、動かない。
だって、こういう場面みたいのは、
確かに!最低だけど
人間は、誰だってみたいっしょ!
あたしは、かげに隠れて
好きです!が聞こえた方を見た。
すると、あたしは足がすくんだ。
告白されてたの
日向だった───…………………。
え───………………。
日向じゃん。
あたしは、目を離さない。
離せれなかったんだ。
「日向くんのことずっと好きでした!」
相手の女の子は、佳奈くらいの身長で
小柄な子だ。
顔は、ねこみたいな顔だ。
でも、真由さんほど可愛くはない。
てか、
日向……なんて答えんの?
ドクンドクンドクン。
「………………ごめん」
日向から出た言葉。
自分でもびっくりするくらいほっとした。