あんたの隣はあたしだから




「うそぉ!日向くんいいん?」



「いいよ?あ。圭もな」  



「圭くんな!よしっ!これで決まりっ♪」



「ちょっ!ちょっ!」


あたしは、日向に訪ねた。



「いいの?グループ一緒で」



日向がこっちを向く。



なぜか…真剣だ。



ドキンッ…………………。



「嫌か…?」


日向が言った。



「…………嫌…じゃないよ?」



やばい。あたし真っ赤だ。



ぼぼぼっ!と熱くなる。



「…………」


日向がびっくりしてから


真っ赤になった。




二人で真っ赤になって見つめる。



「ふっ…」


「えへ…へ/////」



笑った。




「んじゃ、冬期合宿よろしく」



日向は、いつもの笑顔で言った。



そして



男子軍団のほうへ行ってしまった。





なんか、信じらんない。




日向とは、いつもいるけど



今回は、違う。



なんかが違う。




でも



こんなワクワク初めて──…………。








一泊二日の冬期合宿が始まる───…。
































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