バストコンプレックス
努がシャワーを浴び 終える頃には、夕食も出来上がっていて、二人で仲良く食べる。





食べ終えた後の談笑。



後片付け。






『千里も、シャワー入ってくれば?』





「うん…」







そうして渡されたバスタオル。




もう…


逃げられない。


外したブラジャーは厚めのパッドがはみ出して見えた。偽りの胸、偽りの私…


寒くないのに震える体。



熱いシャワーでなんとかごまかそうとする。



けれど



浴室に付いてる鏡が



現実を突き付ける。



鏡に映った私の体。



成人の女性のものとは思えない体がそこに映ってる。
< 4 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop