愛する眠り姫に目覚めのキスを



――

―――――



詩音の話は衝撃的だった。



....男が手に入らないからって...


そんなことすんのかよ....






「つばきは姫野が流したって知らないけど、


私は知ってたから、

なるべくつばきとの接触を避けたかった。



でもあのバカが....」




そう言うと詩音は呆れたようにリビングの方を見る。



...?






リビングに行ってみれば



ソファに横たわって気持ちよさそうに寝ている瞬介。






「あんたがバカなこと言ったからこうなったのよっ!」



ドン――




瞬介は詩音に蹴られ、ソファから落とされた。






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