愛する眠り姫に目覚めのキスを
「い‘’っでぇ....」
瞬介は腰をさすりながら顔を歪める。
.....瞬介....
それは痛いよな....
「あんたも命かけてつばきを守ってよ!?」
「は!?
命かけてって.....何したわけ?」
「あの姫野がつばきに何かしでかすのよ!」
詩音は片手を腰にあて、
もう片手で瞬介を指さしている。
瞬介はよく分かっていないようで
「...え?....
桃華ちゃん...が....?」
キョトンとしている。