愛する眠り姫に目覚めのキスを
そんな瞬介に俺たちは説明した。
話を聞いた瞬介は口をあんぐりと開け
そうとう驚いていた。
無理もないだろう。
瞬介は姫野のこと結構好きだったからな。
「......俺.....そこまで嫌な女初めて見た...」
「私もよ!
自意識過剰過ぎるのよね。
いくらつばきが可愛いからって...」
...ほんとだよ...
でも
俺が元凶なんだ。
つばきに被害が及ばないよう
俺がつばきを守るからな...
その晩。
俺たち3人はつばきを守ることを決意した。