愛する眠り姫に目覚めのキスを
優しく微笑む詩音に言われ、
俺は部屋のほうに歩き出す。
キッチンから出れば
キッチンのドアのところに突ったっているつばきがいた。
つばきは俺が来ると思っていなかったみたいで
すごく驚いている。
「つばき、おはよう」
「お、おおおはよっ」
....めっちゃどもってるじゃん...
「ふっ(笑)
あのさ、
ちょっとこっから出ない?」
俺は別荘の外を指さし、
つばきに聞く。
「う、うん」