愛する眠り姫に目覚めのキスを














しばらく合わせていた唇を離し、


つばきの目を見て言う。








「...俺と付き合って下さい──」








「.....お願いしますっ....」








どちらともなく抱きしめ合う。













ガサッ──




突然音が聞こえた方を見れば








「「あはは....」」






草むらの陰から気まずそうな顔で笑う詩音と瞬介。



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