愛する眠り姫に目覚めのキスを




──────



次の日

携帯の電源をつけないまま朝を迎えた。







...休日でよかった...




目を覚まして天井を見ながら思う。




学校に行かなくてもいいってだけでこんなにも楽に過ごせる...





ただぼんやりとしていたとき






ピーンポーン───



来客が来た。



バタバタと足音が聞こえる...





「つばき!?」




「え!?」





いきなり部屋のドアが開いて驚いた。



ドアを見ればなぜか直紀くん。






「...直紀くん...どうしたの?」




直紀くんが連絡もなしに来るなんて珍しい.....



















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