愛する眠り姫に目覚めのキスを




そして放課後



俺と詩音は委員会が行われる教室へ行く。




俺たちが入ったとき人はほとんど集まっていなくて、

いたのは委員長らしき人と副委員長らしき人。





「早く来すぎたわね」




「そーだな」






2人で他愛のない話をしていると次々と人が集まってきた。






.....!






「つばき!」





入ってきた人の中につばきの姿を見つけ、
隣に座らせた。





「直紀くんもなんて偶然だね~」




ほんわか笑いながら言うつばき。



最近は友達がたくさん出来たせいかよく笑うようになった。




嬉しい。



でもそのせいでつばきを好きになる男子が急増してしまった。



だからその笑顔を見せるのは俺だけの前であってほしい。




< 325 / 332 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop