先輩!!手をつないでもいいですか?
入部
私の名前は五十嵐雫と言います。
無事高校に入学した私は吹奏楽部の部室の前にいます。
緊張で自分の手元にある入部届けを握りつぶしそうになりながら部室のドアを開けた
「あら、入部希望?」
開けると目の前には綺麗な先輩が私を迎えた
「ひゃい!!」
噛んだぁ!!
顔が熱い…おそらく私は顔が真っ赤になっているのだろう…
私は恥ずかしさのあまりその場にうずくまっていると
「大丈夫?」
私は顔をあげると
爽やかでカッコイイいかにも好青年な先輩が私に手を差し伸べていた
「だ、大丈夫です!!」
私は大きな声を発しながら勢いよく立ちあがると先輩方にクスクスと笑われ
また恥ずかしくなった。