甘い言葉に惑わされて
「・・・・・ふふふ、告白して玉砕して友達にも戻れないより良かったかも・・。」
「アンタ、泣くか笑うかどっちかにしてよ。怖い。」
現在傷心中の私は幼なじみの家に上がり込んだ。
あのあと結局、逃げるように立ち去って荷物を持って今にいたる。
「まどかーーー!!!!もっと私に優しい言葉をかけてよーーー!!」
そう言ってスリスリとまどかに抱きつくと、
「あ、そういえば、私。彼氏できた。」
「っ・・・・・・・・・・・・・・・は?」
「だから、私、彼氏ができたの。今から彼氏来るけど会ってから帰る?」
「・・・・・・・・・・ってまてまて待て待て!!!!帰る!!会わない!信じない!!!!だってまどか男嫌いって言ってた!!!!」
そう、まどかは男が嫌いってずっと言っていた。