甘い言葉に惑わされて



「あー、そのカッコいい顔が拝めただけで満足ですわ。」

私はだるそうにベットに腰かける。


「そういえばさ、お前。好きな奴いるんだろ?俺がその恋、成就させてやるよ!」


満面の笑みで隣に座ってくる。

「うん。100%無理だからその提案却下。」


なんでその話しを掘り返す!!

私は失恋というものをだな!!!


「なんで?」

「恋人いる。」

・・・・・・・失恋、したんだった。




   
< 32 / 90 >

この作品をシェア

pagetop