甘い言葉に惑わされて



グイッと胸ぐらを掴みブンブンと揺らす


「ぐえっ」

「なんで!?どうやって!?なにしてんの!?なんで!?いつ!?どうやって入ってきたの!?校長は!?え!?ええ!?!?えええええ!?!?」


「ギブっ!ギブギブギブッッ!」

そう言って私の腕を掴み離させる。


「あ、ごめん」

「けっほ・・はぁ、お前凶暴すぎ・・・。」


緩んだネクタイを治す聖は色っぽい。

って自分は変態か!?!??!


「・・・で、なんでここにいるの!?」

「え?ああ、正門で待ってたらなんか人が集まってきて、先生たちも来て、校長先生も来て、ここに入れてくれた。」



   
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