甘い言葉に惑わされて



入学して数日のある日

『どおしたの?その頬。腫れてんじゃん。』

『いや~、よそ見しててぶつかったの!えーっと私は和泉星羅!貴方はー・・』

『そんなことよりもお前ちゃんと手当しろよ。女だろ?』

そう言って手当をしてくれた。

『俺梅宮 春一。自分のこともっと大切にしろよな。』

『いや~そんなに優しくされたら惚れちゃうわっ』

キャッと冗談っぽく笑う

『そしたら責任とるよ。つかむしろもらう。俺は、結構マジ。』

むしろラッキーっとか言って頭をぐしゃっとされた。

今でも覚えてる。

恋に落ちた瞬間。





  
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